新築?戸建て?建売?マイホーム?ちょっと気になる呼び名の違い
こんにちは!ピース島根です。
これから家づくりを考えている皆さんへ。
住宅の話をしていると、「新築」「マイホーム」「一戸建て」「建売住宅」など、さまざまな言葉が飛び交いますよね。
でも、「それって何が違うの?」
「意味はなんとなく分かるけど、どう使い分ければいいの?」
と感じたことはありませんか?
今回は、住宅にまつわるよく使われる“名称の違い”について、分かりやすく解説していきます。
「新築」ってどういう意味?
まずは基本中の基本、「新築」について。
新築とは、文字通り“新しく建てられた住宅”のことを指します。
法律的には「一度も人が住んでおらず、建築後1年未満の住宅」を新築と呼びます。建売(分譲住宅)であっても注文住宅であっても、条件を満たしていれば新築に分類されます。
新築住宅は、設備も間取りも最新仕様で、耐震・断熱などの基準も現在の法令に準拠している点が魅力です。
これから家づくりを考える方にとって、最も憧れの対象ともいえるのが、この「新築住宅」ではないでしょうか。
「マイホーム」って言うとなんか温かい?
次に「マイホーム」という言葉。これは法律用語ではありませんが、日常的によく使われる言い方です。
マイホームとは、「自分や家族が住むための持ち家」を意味します。新築でも中古でも、一戸建てでもマンションでも、本人が所有していて実際に住むなら、それはマイホームです。
この言葉には、「夢」や「安心」「家族の居場所」といった、感情的な価値が込められていることが多いですね。たとえば、「いつかマイホームを持ちたい」「マイホームを建てるのが夢だった」といった言い方がぴったりです。
ちなみに不動産業界では、「マイホーム購入」「マイホーム取得」といった形で、主に購入者目線の表現として使われることが多いです。
「一戸建て」ってどんな住宅?
では、「一戸建て」とはどういう住宅でしょうか。
一戸建てとは、建物が1軒ごとに独立して建っている住宅のことです。つまり、両隣と壁がつながっていない構造です。庭があったり、敷地にゆとりがあるのも特徴です。
マンションやアパートとは異なり、上下左右に住人がいないため、音やプライバシーの面でストレスが少なく、自由度の高い住まいとして人気があります。
一戸建てには、建売住宅と注文住宅の2種類があり、どちらも「新築一戸建て」として販売されることがあります。
「建売住宅」ってどんな家?
「建売(たてうり)住宅」は、あらかじめ建てられた家を土地付きで販売するスタイルです。住宅メーカーや不動産会社が企画・設計・施工までを済ませておき、完成後に販売されることが多いため、すぐに入居できるのがメリットです。
建売一戸建ては、価格が明確で比較的リーズナブルな点も人気の理由。
間取りや設備はあらかじめ決まっているため、自由度は少ないものの、「選ぶ時間がない」「家づくりにこだわりすぎたくない」という方には非常におすすめです。
なお、「新築建売一戸建て」という表現もよく使われます。
これは「まだ誰も住んでいない・完成済みの一戸建て住宅」を意味しています。
注文住宅との違いも知っておこう
建売住宅に対して、自分たちでプランやデザインを決められるのが「注文住宅」です。
注文住宅は、住宅メーカーや工務店と相談しながら、間取りや設備、外観まで自由に決められるため、世界に一つだけの“オリジナルなマイホーム”が叶います。
ただし、設計・打ち合わせの期間が必要で、予算も建売より高くなる傾向があります。
その分、自分たちのライフスタイルにぴったりの一戸建てをつくれる魅力があるのです。
まとめ『言葉の違いを知ることは、選択肢を広げること』
ここまで紹介したように、「新築」「一戸建て」「マイホーム」「建売」は、似ているようで実は意味や使い方が異なります。
たとえば…
「新築一戸建てを建てたい!」という人は、注文住宅か建売住宅かを選ぶ必要があります。
「マイホームを持ちたいけれど、予算は限られている」という場合は、中古住宅やリノベーションも選択肢になります。
「土地探しから始めたい」「自由設計にこだわりたい」という方は、住宅メーカーに早めに相談するのが得策です。
それぞれの言葉の意味を理解することで、自分たちに合った家づくりのスタイルを見つけやすくなります。
そうすることで、住宅メーカーとの打ち合わせもスムーズになり、自分たちの理想のマイホーム像がより明確になります。
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