『時短動線アイデア集7選』共働き夫婦が選ぶ間取りの正解は?

2025年07月01日

『時短動線アイデア集』共働き夫婦が選ぶ間取りの正解は?

こんにちは!ピース島根です。

仕事に家事に育児に。
朝から夜までフル稼働の共働き夫婦にとって、家の間取りは重要です。
効率的な動線が確保されているだけで、1日数十分の家事時間が削減でき、家族と過ごすゆとりや自分時間が増えます。

今回は「時短」をキーワードに、実際のプランニング現場で支持率の高いアイデアを7つ厳選してご紹介します。

1.玄関直結ファミリークローゼット+手洗い動線

帰宅して、コートを掛けて、手を洗う。
その3ステップを玄関周辺に集約すると外の花粉やウイルスを室内に持ち込まず、子どもも片付けの習慣が身に付きます。
ポイントはコート掛け高さを家族別に変え、下部にランドセルやバッグ置き場を設けることです。

2.水回り一体型“家事コア”

キッチン・洗面脱衣室・ランドリールーム・バスの4エリアを一直線またはコの字で配置し、家事の要を1カ所に集約。
夕方に「夕食準備→洗濯→子どもをお風呂へ」が同時進行でき、移動距離が激減します。
キッチン背面に扉付きパントリーを備えると、買い置き食材から洗剤まで一括で収納できて買物の仕分けもスムーズです。

3.回遊できるアイランドキッチン

キッチン中心に回遊動線を作れば「料理する人」と「配膳・片付けをする人」が並行して作業が可能になります。
加えてダイニング側にカウンターを伸ばせば、リモートワークや子どもの宿題コーナーとしても活躍します。

4.2階ホール兼ランドリールーム

悪天候が多い山陰地方では、室内干し専用スペースの確保が必須です。
2階ホールに物干しポールとガス乾燥機を設置し、隣接してファミリークロークを置けば「干す→たたむ→しまう」が一気にできて、取り込んだ衣類がリビングに溜まる問題も解消します。

5.玄関⇔キッチンの最短動線+勝手口ゼロ

共働き世帯は買い物回数を減らすため、まとめ買いが多めと思います。
玄関からキッチンへ直行できる横入りドアやウォークスルーパントリーを設け、荷物を床に置かず収納まで運べる導線を意識しましょう。
最近では勝手口は「開け閉め・施錠・掃除」の手間と防犯リスクが増えるだけという声も多く、思い切って省くケースが増えているようです。

6.バスルーム直結テラスで“外干し最短”

南向きに幅広テラスを計画し、バスルームや洗面から直接出られるようにすると外干しも楽です。
ヒートショック防止のための外気温差対策としてサンルーム付きウッドデッキにすると、冬場でも快適に洗濯物を乾かせます。

7.「ワンフロア暮らし」を意識した将来フリールーム

子どもが独立した後は1階だけで生活が完結できると家事効率がさらに向上します。
そこで1階に6~8畳のフリールームを確保し、当面は書斎やプレイルーム、将来は寝室へ転用できる構造にしておくと便利です。

まとめ:動線の可視化が成功のカギ

図面を眺めるだけでは動線の長さは実感しづらいです。
生活シーン別に「自分が家の中を歩く動画」をイメージし、歩数や曲がり角を数えてみると良いようです。

最適な間取りで、ゆとりある毎日を手に入れましょう!