友だちが集まる一戸建てリビング『カフェ風インテリアの作り方』
こんにちは!ピース島根です。
せっかくの一戸建てなら、気心の知れた友だちがふらりと立ち寄り、長居してくれる“おうちカフェ”に仕立ててみませんか?
ポイントは 視線・質感・香り の三つ。
リビングをぐっと居心地よくするコツを、数字を使わず感覚的にご紹介します。
視線を操る“ゆるいZライン”
家具を壁にぴったり付けず、ソファとテーブルを対角線上にずらすと、目線がジグザグに流れて空間がひろびろ。
ソファは入り口が見えない位置に少し寄せ、背面をラグで囲むと“ここがくつろぎゾーン”と無言で示せます。
テーブルはキッチンへ続く動線上に角度をつけて置くと、ドリンクを運ぶ所作まで自然に美しく映えます。
素材をミックスして“ほっこり&シャープ”
カフェらしい温もりはウッド、引き締め役はアイアン、やわらかさはファブリック。
この三種類をざっくり「ウッド多め・アイアン少なめ・ファブリックはアクセント」くらいのバランスで配置すると、ナチュラルなのに甘すぎない絶妙なムードに。
クッションカバーやブランケットは、紅茶にミルクを垂らしたような“くすみカラー”を選ぶと大人かわいい印象になります。
光と影で“午後カフェ”を再現
ペンダントライトをテーブルの真上に低めに吊るし、暖色系の電球でほんのり照らすと、おやつプレートにやさしい陰影が生まれます。
壁際にはスリムなフロアライトを置き、夜は間接光だけで過ごすとリラックス度が格段にアップ。
昼間の自然光はレースカーテンでやわらかく拡散させ、晴れの日でも柔らかいカフェライティングに。
香りと音で五感を満たす
ハンドミルで豆を挽くと、コーヒーの香りと小さな音が同時に漂い、空気ごとリセットされる感覚に。
アロマディフューザーはバニラやウッディ系を少しだけ。甘すぎない香調が木の家具と相性抜群です。
音楽はスピーカーを壁に向けて配置すると、音が反射して包まれるように広がります。
ジャズやボサノヴァなど、ゆるいリズムがほどよいBGM。
ワンポイント“映え”アイテム
ブラックボード風のメニューボードにチョークで本日のスイーツを書き込むと、写真を撮りたくなる小さな撮影スポットに。
壁にはドライフラワーのスワッグを吊るし、テーブルにはアンティークのトレーを一枚。
どれも置くだけ、吊るすだけでカフェ感がぐっと高まります。
まとめ
視線の流れをデザインし、ウッド×アイアン×ファブリックで質感を整え、光・香り・音を加えると、リビングは友だちが長居したくなる“おうちカフェ”に早変わり。
次の休日はクッションを新調し、ペンダントライトの高さを少し下げて、カフェオープンの準備を楽しんでみませんか?