朝がラクになる一戸建て『ランドリールーム』の作り方

2025年08月12日

朝がラクになる一戸建て『ランドリールーム』の作り方

こんにちは!
ピース島根です。

今日は*新築の一戸建て(戸建て)だからこそ叶えやすい「朝がラク」なランドリールームづくりについて考えみたいと思います。

朝、洗濯カゴを抱えて家の中を行ったり来たり。
その小さな往復が、積み重なると一日のリズムを崩します。

新築の一戸建て(戸建て)でランドリールームを計画するなら、合言葉は「最短動線・乾きやすい空気・しまうまで完結」。
この三点を押さえるだけで、家事は静かに軽くなります。

まずは動線

洗う→干す→しまう、を一筆書きにします。

洗濯機の横に物干しバー、手前にアイロン台、隣にファミリークローゼット。
干したハンガーのままスライドすれば畳む手間が最小に。

家づくり段階で廊下の幅や扉の開き方を決められるのは一戸建ての強みです。
引き戸を選べば、カゴを持ちながらでもストレスがありません。

次に空気

湿気とニオイは“滞留”が原因です。
窓や換気扇で外へ逃がし、サーキュレーターで室内を回し、必要に応じて除湿機で仕上げます。
電源位置を先に確保しておくと、季節や天気に合わせて機器を柔軟に使い分けられます。

屋外物干しまで一直線につながる勝手口があると、晴れた日はそのまま外へ。
天気次第で動線を切り替えられるのも戸建てならではですね。

小物は“戻し先”まで設計。

ハンガー、洗濯ネット、洗剤の詰め替え、タオル。
毎日触れるものほど居場所を決めます。

可動棚に浅いトレーを並べてラベリング。
ハンガーはバーの端に集約、ネットはマグネットフックで洗濯機横へ。

使い終わりの手の流れに“戻す”が乗れば、家族も自然と戦力化します。

洗面脱衣と分けるか、兼ねるか

余裕があるならランドリールームと洗面を分けると、入浴中でも洗濯が止まりません。
面積を絞るなら兼用でもOK。

その場合は視線を切るスクリーンや、家族の時間割が重なっても気まずくならない引き戸を一枚。
床材は水はねに強いタイプを、足元は外して洗えるマットで清潔に。

朝を助ける仕掛けも少しだけ

バーは高さ違いで二段にして子どもが自分で掛けやすく。
夜のうちにタイマー洗濯→室内干しにしておけば、朝は「取り込むだけ」で済みます。

パジャマ用のフックを数カ所つけると、床置きゼロが続きます。
来客時はバーを畳んで隠せるタイプを選ぶと“暮らしの整い感”も保てます。

まとめ:明日の余裕を、今、考える

ランドリールームを「洗う部屋」ではなく「しまうまで終わる部屋」として設計できるのが、新築の一戸建ての大きなメリット。
動線・空気・収納を面で整えれば、朝は静かに進み、気持ちに余白が生まれます。
次の打ち合わせでは、物干しバーの位置、コンセントの数、クローゼットへのつながりから。
家づくりの工夫が、そのまま明日の余裕になります。