建築現場レポ「岩野建築の気密測定に密着~”限りなく0”ということの意味~」

広報の三島です!PIECE広報部では「勝手に建築現場レポ」をスタートしました。

普段なかなか見ることのできない施工中の建築現場にお邪魔し、現場監督さんや職人さんに施工のポイントなどを聞いちゃいます!


今回は、「岩野建築」さんの建築現場(出雲市大社町)でお施主様を招いて行われた「気密測定」を密着取材したときの様子をご紹介いたします!

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”限りなく0”ということの意味

こんな質問をしてみました「気密の数値って・・低すぎると逆になんか・・大丈夫なんですか?」

最近耳にするのも当たり前になってきた「高気密高断熱」という言葉。でも実際数値きいてどうだいこうだい・・ぶっちゃけ専門的な詳しい判断って難しいですよね。
要は、高気密高断熱の考え方は家の隙間を少なくすればするほど、しっかり施工した断熱材の効果が発揮されますよってこと。隙間がたくさんあると気流が生じて断熱の効果がうすれちゃいますよってことらしいです。

岩野建築の大工さんは基礎に始まり土台敷き、柱や梁を組んで金物を取り付ける時も、断熱材を施工するときも構造を組み立てていくあらゆる段階で「しっかり気密を意識」して施工されています。
「すごいですね~」と感激していると「え?普通ですよ。建ててからその場しのぎにとりあえず気密って意味ないですし」と岩野さん。

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この日の気密測定結果は《気密測定:C値0.14cm2/㎡》(数値が低いほど気密が高い)

岩野建築さん、なんと今までの施工で「0.0」という数値を出したこともあるそうです。

どの部分をどうやったら、「意味のある気密性」を出せるのか。理屈と知識がしっかり理解しているからこそ成せるプロの仕事ですね。

わからないことをちゃんと説明してくれるから安心

「気密」というものがどんな数値で表されて、どんな条件でどんな数値ならば「良い」と言えるのか?

はたして建築の知識がないお施主様にとって説明なしで理解できるのか?住宅性能について詳しく勉強される方もいらっしゃるでしょうが、多くの方は「なんのことだかわからない」という方がほとんどではないでしょうか?

岩野建築さんの気密測定は、お施主様も一緒に数値を確認されます。目の前でごまかしのない数値を確認できることは、何より誠実で安心できることだと言えます。

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お施主様が住んで「心地いい」って体感してもらえることをイメージして、そこを目指して仕事をする。
だから、「わからない」こともきちんと説明して性能を確かに証明してくれるって、これだけ安心なことってないですね。
しかも、すごく・・・なんというかフランク。

この日、丁寧に「気密とは?」「なぜこの数値が良いのか」「どんなことに気を配っているか」「気密が高いと住み心地にどう影響するか」などを説明されていました。

説明を受けたお施主様ご夫婦からは「順調ですね!良かったです!安心です!」「安堵の笑み」を浮かべておられました!


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貴重な測定にお邪魔し、詳しくお話を聴かせていただきありがとうございました。

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取材:PIECE広報「みんなの広報テトキクロス(三島恭美子)」2020.9.10取材

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