【取材レポート】家族の気配が、安心になる家。「つどう間」に学ぶ、カナツ技建工業のリノベーション。

「壊して作り直す」だけが答えではない。
カナツ技建工業がリノベに力を入れる理由
築年数を重ねた住まいには、家族の思い出だけでなく、その土地の光や風、そして暮らしの跡まで刻まれています。
一方で、「寒い」「暗い」「動線が合わない」「将来が不安」といった課題が、年数とともに表面化してくるのも事実です。
今回ピース島根では、近年リノベーションに力を入れているカナツ技建工業さんにお話を伺いました。
取材の中で印象的だったのは、単に家を新しくする”のではなく、今ある家を読み解き、これからの暮らしに合わせて住まいの価値を更新する、という考え方。
建て替えが必要なケースもあります。
しかし、暮らしに合わせて間取りや性能を整えることで、住まいの価値は更新できる。
家の骨格や敷地条件、採光・通風など、もともと良かった部分をを見つけたうえで、性能・動線・居場所を整えていく。
この発想が、今回の「つどう間」でも活きていました。
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コンセプトは『ワンルームの距離感』
気配が届く安心をデザインする
「つどう間」のテーマは、間仕切りを減らしたワンルームのような距離感。
そこには、「寒くて暗かった家を、あたたかく明るく、安心して暮らせる場所にしたい」というお施主さまの願いがあったようです。
そんな要望に対してカナツ技建工業さんが大切にしたのは、『干渉しすぎないけれど、必要なときはすぐに気づける距離感』
それが『ワンルームの距離感』でした。
この住まいの中心には、キッチンカウンターがあります。
カナツ技建工業さんによると、
- キッチンを“作業場”で終わらせず、会話が生まれる場所にする
- カウンターを中心に、回遊できる動線と視線の抜けをつくる
この2つが大きなポイントだったとのこと。
生活の場面が自然に交差することで、家族の関係が日常の中で育つ設計になっています。
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光と風を味方にする。
パッシブ設計+断熱改修+耐震で、数十年先まで見据えた家
敷地は南に面し、高低差がある環境。
見晴らしと通風の良さを活かし、冷暖房機といった機器への依存を抑える方向で計画したそうです。
- 南からの光をリビング・寝室へ
- 夏はスクリーンで日射を調整
- 北側へ風を通し、自然エネルギーを活かす
さらに性能面では、断熱改修の内容が具体的でした。
昭和53年当時の2×4住宅ではグラスウールが入っていたものの、防湿層がなく壁内で垂れ下がりも見られたとのこと。
そこで、
- 1階の耐震改修に合わせて高性能グラスウールへ更新
- 窓は樹脂サッシ+Low-Eガラスへ
結果として部屋ごとの温度差が出にくい住環境に整えています。
明るい・あたたかいは、デザインだけではなく、こうした積み重ねで実現されているのだと実感しました。
同時に耐震面も強化。
安心して暮らしを継続できるよう、耐力壁のバランスと配置を見直して補強されています。
物置や木製バルコニー、塗装し続けてきた雨戸などは撤去。
屋根は点検補修。外壁は全面塗り替え、雨樋も取替。
素材については、無垢材など経年美化を楽しめる素材を採用しつつ、手入れのしやすさにも配慮されています。
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これから住まいを考える方へ
中古戸建て×リノベも有効な選択肢
「建て替えか、リフォームか」
そんな迷いがありましたら、中古戸建てを購入してリノベーションという道があります。
カナツ技建工業さんは、工事だけでなく物件探しの段階から相談に乗れるとのこと。
立地や日当たり、建物状態、間取りの伸びしろ、改修の方向性と予算感までを整理しながら進められるため、「買ってから想定外が出た」を減らし、納得感ある住まいづくりにつながります。
カナツ技建工業のリノベーションは、デザインだけでなく、断熱・耐震・動線・外構・素材選びまでを一体で整え、「今の暮らし」と「これからの暮らし」をつなぐことを大切にしていると感じました。
住まいの“困りごと”や“叶えたいこと”がある方は相談してみてください
カナツ技建工業株式会社
【Asset Design 事業部】
〒690-0877松江市春日町642-1
フリーダイヤル 0120-533-150
TEL (0852)23-6449
FAX (0852)23-6440






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