みざわ建設「好きって理屈じゃない、自然と惹き付けられる存在感に完全ノックアウト」

外観

 

PIECE広報の三島です!

今回は住宅メーカーさんの魅力を探る突撃レポートとして、仁多郡奥出雲町にある「みざわ建設」さんにお邪魔しました。

インタビューでは専務取締役の三澤将太さんに、家づくりや設計のこだわりから現在建築中の最新情報までしっかりお聞きしましたので、ぜひ最後までお楽しみください!

(レポーター:みんなの広報テトキクロス 三島恭美子)

 

自然素材で心地良い快適な住まいを目指し、山陰の気候風土に合った高性能住宅を提供する「みざわ建設」さん。

社長も専務の三澤さんも代々大工であり、お二人とも技能五輪全国大会「建築大工」部門で全国2位という実力の持ち主!

【地元の家は地元の大工職人がきちんとつくる】という想いのもと、熟練の技術と経験で、一棟一棟想いを込めて家づくりをされています。

確かな技術で家づくりに向き合う

みざわさん

―自然豊かな奥出雲で、木と共に育ったという三澤さん。

幼い頃から『家を建てる』という仕事を間近に見て刺激を受け、自然とこの世界に魅力を感じていたそうです。

 

三澤さん:物心ついた時から作業場が遊び場で、あれこれ構って叱られていました(笑)。

建築の現場はとても刺激的で、父や他の職人さんが技能五輪大会で入賞する姿に憧れ、「自分も絶対に出る!」と思ったことがきっかけで、

建築を学び大工として技術を磨きました。他の選択肢は考えられませんでしたね。

 

三島:英才教育!?という環境ですね!そして日本で2位になられたというのが、またスゴイです。

 

三澤さん:大会では、2日間かけて課題である屋根の形(小屋組)を製作し技術を競います。

大工の仕事をしながら、大会に向け練習に打ち込み、全国で2位になることができました。

「みざわ建設」には、社長と私の他にも多数入賞者が在籍していますので、技術力には自信を持っています。

 

―こうやって確かな技術や知識のもと、家づくりをされているというのは、とても信頼できて安心感があります!

 


理屈じゃない。「好き」って、それしかないと思うんです

 

―営業から設計・現場管理まで一貫して行う三澤さん。家づくりのこだわりやモットーをお聞きしました。

 

三島:家を見た時、純粋に「一目惚れ」したんです、本当に好き(笑)。

落ち着きがあって、上品だけど飾らない、日常に馴染む雰囲気にたまらなくやられました。

 

外観

写真:「吹き抜けのある新しい町家」外観(ピース島根・1月の週間アクセスランキング1位)

 

三澤さん:説明が難しいんですが、素材一つ一つの細かな寸法納まりなど、色々とこだわっています。

たくさんある住宅の中で、「ちょっと違う」「あ、いいな」と何か目を引く部分があるデザインを意識しています。

これってもう理屈じゃなく「好きだな、面白いな」と感じてもらえる感覚、それしかないんだと思います。

 

三島:確かに、理屈じゃない!これが「好き」と感じる方が、自然と惹かれるんでしょうね。

建具まで全てで、自然素材をふんだんに使われている内装が印象的です。

 

三澤さん:地元の木材本物の無垢材自然素材を使うことは、一番のこだわりですね!

単純に「素材感が好き」が一番の理由ですが、長期的に見て極力メンテナンスが必要ない家にしたいという考えもあります。

人工的な建材は、時間が経てば劣化していきますが、自然素材経年変化が出て、美しさを感じるところが良さだと思っています。

また、昔は暮らしの中で木材製品が多く使われていましたが、現在はそれも少なくなってきました。家を建てる時には、やはり地元の木を使って建てて欲しいという願いもあります。

 

三島:わかります!まずは「好き」ですよね(笑)。素材や空間のイメージは色々とご提案頂けるのでしょうか?

 

三澤さん:もちろん、要望をお聞きしてご提案致します。

ただ、年齢と共に好みは変わりますし、家具や生活の物で柄や色味が加わるので、基本的に家は無地の空間であることが良いと思っています。

木は樹種によって色合いも様々で、木目自体デザインとしても楽しめるので、好みや用途に合わせてコーディネート致します。

それぞれの素材感が、空間の質を左右する重要な要素で、上手く組み合わさった時に「なんか良い」と感じるんだと思います。

 

三島:確かに!言葉では表現できない、「なんか良い」感覚は持って生まれた感性でしょうか。

 

三澤さん:そうだと思います。ここに共感してもらえる感性をお持ちの方と出会えたら嬉しいです。

やはり自然と、こういう家を求めておられる方からコンタクトを頂けているのだと思います。

 

三島:素材やデザインだけでなく住宅性能にも高い基準を設けておられるようですが、性能についてはいかがでしょうか?

 

三澤さん:性能が良いことは必須です。気密・断熱、自然エネルギーなど総合的に設計し、健康快適な温熱環境になるよう考えています。

車に例えたら、めちゃくちゃかっこいいけど、シートベルトエアバックが無くて、ブレーキの利かない車ってありませんよね?家の性能も同じで、そこはもう最低条件です。どこまで性能を良くするか、最低基準をどこに設けるか、についてはご要望に合わせてアドバイスさせていただきます。

 

好きって「理屈じゃない」。素材のこだわり、空間へのこだわりはもちろん、性能についても、たくさんの魅力が重なり心地良い空間が創り上げられるのだと感じました。

 


 

たくさんはできません、大切な娘を嫁に出す父親の想いで家づくり

図面を見る

 

三島:ここまで何度も「好き」を連発してきましたが、私のように「みざわ建設さんに、一目惚れしちゃった」という方はどうしたらいいのでしょう?普通に問い合わせしていいのでしょうか?

初めての家づくりで、進め方が分からない方もいらっしゃると思うんですが。

 

三澤さん:まずはホームページをご覧になって、私たちのコンセプトご理解頂き、興味を持たれたら気軽にご連絡ください。

一度お話を聞かれてマッチするのであれば、ご要望や予算に合わせてご提案します。資金計画から設計を含めて、家が完成するまで半年程度お時間を頂いています。

 

三島:家の雰囲気から少し敷居が高い感じがしたんですが、気軽に相談していいんですね!安心しました。

 

三澤さん:ただ、良い家づくりをするためには、お互いの想いを伝え合うことが大事だと思っています。

お客様の想いを受け止めながらも、私たちの考えもしっかりお伝えします。

半年という長い期間、一緒にものづくりをして、住み始めてからもお付き合いは続きますので、色々なことを含め人としてのつながりを大切に関わりたいと思っています。

ですから、私たちは年間にたくさんの棟数を建てるという事はなく、自分たちの目の行き届く範囲で、こだわりを持って丁寧な家づくりをしたいと思っています。

 

三島:それって凄く大事なことですよね。まずは第一印象で「みざわ建設」にビビッと感じるかは大前提として、やっぱりお互いに気持ちを合わせて進めていけるかが重要ですね。

 

三澤さん:そうですね。試行錯誤しながら設計するので、思い描いたとおり形になると嬉しくて、毎回お客様と喜びを分かち合っています。

本当に愛着が湧くので、最後にいつも「ぼく、娘はいないですけど、娘をお嫁に出すってこういう感じなんだろうな~」って必ず言っちゃうんです。

気持ちは父親の気分で(笑)。「娘(家)が粗相のないようにちゃんとしてくれるかな?」とか、「娘(家)を大事にしてくれるかな?」と心配な気持ちになるんです。

 

三島:本当に一つ一つの家づくりを大切にされているんですね!ますます、惚れますけど(笑)。

 


来春!待望の見学会情報「高台に建つ平屋の二世帯住宅」

 

―さて、ここまで「みざわ建設」の家づくりについて伺ってきましたが、実際に建ったお家を見てみたいですよね。

 

現在、雲南市大東町にて「高台に建つ平屋の二世帯住宅」を建築中ということで、来春には完成見学会を予定されています。

こちらの見どころについてお話を聞きました。

 

三澤さん:まず設計するにあたり、私が最初にイメージするのは外観です。敷地をみて、形状や高低差、周りの景観を含めてどんな形にしたいか考えます。

今回のお宅は、高台で敷地の高低差もあったので、周りからの見え方や建物から景色を望むことをイメージし「高台に水平のラインを出したい」と、敷地を見てすぐにこの形が浮かびました。

敷地が広かったので平屋をベースにご提案し、二世帯ということでお互いのプライバシーを保つよう、生活空間を左右に分けて配置し玄関でつなぎました。意匠性にもこだわり、化粧垂木が全面に見える勾配天井が一番の見どころで、木の温かみを感じられる空間になっています。

 

模型

写真:現在建築中の「高台に建つ平屋の二世帯住宅」建築模型

 

―模型から、すでにカッコよさが伝わってきます。建物の端から端まであるデッキは、ご家族のお気に入りの場所になりそうですね。さあ実際に高台からどんな姿を現すでしょうか。これは絶対に見に行きたいですね!

 


グリーン

 

お邪魔した事務所は、シンプルな白い壁、開口部は極限まで薄い木枠、絶妙な幅と間隔の縦格子、空間の美しさを邪魔する無駄な線がどこにもなく、素敵な空間でした。

そしてそこに程よくアクセントになっている緑、実は最近三澤さんがハマって育てている観葉植物たちで、毎日水やりをしながら成長する姿に癒されているそう。また、枝感を見ていることで、外構に植える植栽のイメージも湧くのだとか。

そんな三澤さんの趣味は、ランニング、釣り、焚火の炎を眺めること。

「もしかして普段とても頭を使っているので、何も考えず無心でいられることを無意識に求めているのかもしれないですね(笑)。」と、苦笑いする三澤さんでした。

三澤さん、インタビューにご協力いただき有難うございました!

 


 

ホームページでは、ここでは語り切れなかった家づくりのこだわりや、施工実例に加え、お施主様の声やコンセプトムービーもたくさんアップされています。

また、Instagramfacebookでも建築中の様子を紹介されていますので、ぜひご覧くださいね!

お問い合わせはみざわ建設さんのHPをご覧ください。

 

 

 

 

 

外観
有限会社三沢建設(有限会社三沢建設一級建築士事務所)
〒〒699-1942
島根県仁多郡奥出雲町小馬木43
TEL:0854-53-0718
FAX:0854-53-0736
営業時間:8:30~17:30
休業日:不定休
【建設業の許可(建築一式)】
島根県知事許可 特-28第5323号
【一級建築士事務所登録】
島根県知事 第(6)1951号
【宅地建物取引業登録】
島根県知事 (2)第1172号

 

 

テトキクロス ◇レポータープロフィール◇ みんなの広報|テトキクロス(HP

 30代子育て真っ最中の二児の母です。(中3・小3)

 普段はなかなか聞けないリアルなことを素直に聞きたいままに

 「今知りたい実際のとこ」をお伝えできるような取材を心がけています。

 

 

 

みざわ建設
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