【番外編】住宅ローン 家づくりQ&A

2019年08月01日

家を建てる前に知りたい基礎知識・Q&A

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住宅ローン編

家づくりでとっても重要なポイントともいえるお金の話、住宅ローンの各種類ごとに特徴をまとめてみました!

Q1.    住宅ローンの借り入れ条件は?

年 齢 20歳以上
勤続年数 1年以上(1年未満でも可能な場合もあります)
年 収 金融機関により異なります(150万円以上・250万円以上等)
頭 金 無くても可能(ある方がプラス)
返済比率 30%以内・35%以内(所得により異なります)
返済期間 金融機関により異なります(35年以内・40年以内等)

一般的な住宅ローンの借り入れ条件になります。詳しくは、各金融機関にお問い合わせください。

Q2.     住宅ローンの種類は?

大きく分けて3種類あります。

全期間金利固定型

借入した時に返し終わるまでの金利が決定するタイプです。よって、毎回の返済額もあらかじめ決まります。フラット35はその代表例です。

その他銀行等の金融機関でも取り扱いがあります。

今後の金利が上がると予想するならば、固定金利型を選ぶことで、完済までの支払額を固定することが出来ます。

固定金利選択型

借入から一定期間は固定金利で、その期間が終了すると、その時点での金利に見直され返済額が再計算されます

固定期間は選ぶことが出来ます。

金利は固定期間が短いほど低い傾向にあります。固定期間終了後は、同じ固定期間を選ぶか、固定期間を変更するか、もしくは、変動金利型にすることも可能です。

固定期間終了後に金利が大幅に上昇した場合は、返済額が大幅に増える可能性があります。

変動金利型

金利が半年ごとに見直されます。

ただし、金利が変更されても返済額の変更は5年ごとで、返済額が増える場合でも、それまでの返済額の1.25倍までというルールがある為、金利が上昇すると返済額に占める利息の割合が多くなり、元金がなかなか減らないという事態が起こる可能性があります。

さらに金利の上昇が大きくなると、毎回の返済額では利息を支払いきれないという(未払い利息)が発生する場合があります。

住宅ローンについては、各種類の特徴や条件・時期やタイミング、また実際に自分たちが無理なく返済していけるかなど多くのことを総合的に判断することが重要です。

金融機関によっても内容や条件が異なるので、将来をイメージしながら自分たちに合った住宅ローンを考えてみるといいと思います。