住宅ローンをスムーズに借りたい!返済比率とは?
2020年11月11日
住宅ローンをスムーズに借りるために
以前のコラムでローンの注意点について書いていますが、車のローンがあるとどうなるのか具体的にお伝えしたいと思います。
住宅ローンの借入可能額は各銀行が定めている返済比率によって決まります。
住宅金融支援機構のフラット35の場合
【住宅ローン(フラット35)の返済比率】
年収 |
400万円未満 |
400万円以上 |
---|---|---|
基準 |
30% |
35% |
返済比率とは?
年収に占める年間返済額の割合のこと
返済比率30%⇒年収に対して年間30%(35%)までは借り入れ可能(全ての借入を含めて審査)
世帯の年収100%(年収400万円) | |
住宅ローン借入可能 30%(120万円/年) |
生活費・教育資金・貯蓄等 70%(280万円/年) |
※借入シュミレーションで計算
https://shimane.piece-myhome.jp/usrful/kariire/
ただし、他にローンがある場合は、住宅ローン借入可能額よりマイナスされ住宅ローンの借入可能額が減る場合があります。
例:世帯年400万円 住宅ローン3500万円希望
〈金利1%で35年ローンの場合(返済比率30%)〉
ケース1. 他の借入がない場合…借入可能額⇒3500万円
ケース2. 車のローン2万円/月々の支払があった場合…借入可能額⇒2800万円
なんとこの差『-700万円!』
まとめ
住宅ローンを組む際は、他のローンの支払額が大きく影響する場合がありますので、ご注意ください。
住宅ローンと他のローンの支払額が返済比率に収まっていれば大丈夫です。